こんにちは! 南アフリカ観光局です。

7人制ラグビーのワールドシリーズ第6戦バンクーバー大会で、南アフリカ代表スプリングボック・セブンズが予選ラウンドで今季絶好調の米国、準々決勝でアルゼンチン、準決勝でフィジー、そして決勝戦ではフランスを破り、昨シーズン最終戦のパリ大会以来となる今季初優勝を果たしました!

フランスは今季第5戦のラスベガス大会では日本と並ぶ最下位タイと精彩を欠いたものの、カナダでは目がさめるような躍進を見せ、南アフリカで催された2012年のポートエリザベス大会以来となる決勝へと進出。一方の南アフリカは2016年、2017年にもバンクーバー大会で決勝戦へと駒を進めたものの準優勝に終わっていました。今年のバンクーバー大会でスプリングボック・セブンズは、決勝戦では初顔合わせとなったフランスとの試合で先制点を許したものの、その後に3本のトライとコンバージョンを決める見事な逆転劇を演じてくれました。

多くの若手とベテランが入り混る今季のスプリングボック・セブンズについて、ニール・パウエル ヘッドコーチ(HC)は「結束力の高まったことが優勝の大きな要因。これまでとは異なり、選手たちは互いに助け合いながら一丸となって戦う姿勢を見せてくれた。チームの融合を図るまでには時間を要したが、今大会では選手たちがシステムとチームメイトを信頼する様子が見てとれた。文化的背景や生まれ育った環境の異なる13人の選手が南アフリカ国旗の下、スプリングボックスのジャージーを着てひとつに融合する姿はとても印象的で、とりわけアルゼンチンとの準々決勝、フィジーとの準決勝でのディフェンスの規律、攻撃には目を見張るものがあった」と優勝後の喜びを語っていました。

これで南アフリカは今季ワールドシリーズの総合ポイント争いで首位の米国と24ポイント差の4位に浮上。今回の優勝をきっかけに、残る4大会での活躍とシリーズ3連覇、そして次戦の香港大会での念願の初優勝に期待が高まります。4月5〜7日に開催される香港セブンズで、南アフリカはラスベガス大会の準優勝のサモア、スコットランド、そして桜のジャージーの日本との予選ラウンドに挑みます。ちなみに香港では来季のコアチーム入りを目指す昇格大会も催され、女子の日本代表サクラセブンズは決勝ラウンド進出を賭けてベルギー、スコットランド、メキシコとの予選を争います。Go Blitzbokke! がんばれジャパン!

続けて七人制に関する話題をもうひとつ。ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは3月中旬、来季からのワールドシリーズについて、女子の大会を現行の6大会から8大会へと拡大し、6大会については男子の大会と同時開催とすることを発表しました。これに伴い、今季まで3年連続で開催された北九州大会が外れる一方で、ニュージーランドでのハミルトン大会、香港大会、そして南アフリカでのケープタウン大会が新たに加わり、ドバイ、シドニー、パリでの大会を併せた6戦が男子の大会と同時開催となり、コロラド州グレンデールでの米国大会、ブリティッシュコロンビア州ラングフォードでのカナダ大会を併せた計8戦で来季の女子のワールドシリーズが争われることになりました。男子・女子の来季ワールドシリーズの日程の詳細は今後発表される予定となっていますが、東京2020 オリンピックに向けて、七人制ラグビーへの注目・人気度はますます高まるに違いありません。

さて、ここで南アフリカに関連するトップリーグの話題もひとつ。2007年のワールドカップで南アフリカ代表スプリングボックスを優勝へと導いた名将ジェイク・ホワイト氏率いるトヨタ自動車ヴェルブリッツが先頃、南アフリカ代表として53キャップを有するウィリー・ルルー選手の2019年シーズンの入団を発表しました。またスーパーラグビーのストーマーズの母体であるウェスタン・プロヴィンスのディレクター・オブ・ラグビーを務めていたガート・スマル氏をフォワード・コーチとして新たに迎えるとともに、ワールドカップ終了後には世界最高のナンバーエイトとも称されるニュージーランド代表オールブラックスのキャプテンで118キャップを誇るキアラン・リード選手の入団も明らかとなりました。まるでプロ野球ジャイアンツ並みの大補強を図るトヨタの戦いぶりに来季は注目です。

「写真提供:南アフリカ観光局」
サーファーの聖地と言われる「ジェフリーズベイ(通称J-Bay)」

最後になりますが、スポーツ大国の南アフリカではラグビー、クリケットと並んで人気が高いのはサーフィン。世界有数の「波乗り天国」としても知られる南アフリカの主なサーフシーズンは、南半球の冬にあたる6〜8月。ジェフリーズベイをはじめ、ケープタウンやワイルドコースト、ダーバンには極上のサーフィンスポットが点在していますが、中でも聖地とも言われるジェフリーズベイ(通称J-Bay)が繰り出す波は世界中のサーファーを魅了しています!東京2020 オリンピックでメダル獲得が期待されている日本のトップサーファー、五十嵐カノア選手も長いチューブで知られるJ-Bayの波はお気に入りだそうですよ。

「写真提供:南アフリカ観光局」
スポーツ大国の南アフリカではサーフィンも大人気!

今年の夏休みはぜひ、南アフリカでのサーフィン・サファリを体験してみてはいかがでしょうか!?

以上、南アフリカ観光局レポートでした。

記事協力:南アフリカ観光局